いぼやほくろは健康上問題がなくても、外見上や美容上悩まれる方も多いです。一度できたいぼとほくろは、薬や化粧品では治すことは難しいです。除去をする場合、レーザーまたは手術で切除することになります。もしいぼ・ほくろを除去した場合はどれくらいの費用やダウンタイムが必要になるのか、詳しくまとめました。
いぼ・ほくろの除去とは

いぼやほくろを除去するには、レーザーを使って患部を蒸発させて除去する方法と、メスを使って切除する方法があります。
小さいいぼやほくろの場合はレーザーを使うことが多いですが、ある程度大きさがある場合はメスを使った手術(切縫法)になるケースがほとんどですね。いぼやほくろのある皮膚を切除して縫う方が、仕上がりがキレイになる場合が多いからです。
切除手術と言っても、ほとんどの場合日帰り手術でダウンタイムも短く済むことが特徴です。また保険適用となるケースも。
今回は切除していぼやほくろを除去する方法について、詳しく解説をしていきたいと思います。では早速、見ていきましょう。
この施術が向いている人
- いぼやほくろを完全に除去したい人
- 永続的な効果を求める人
この施術が向いていない人
- ダウンタイムが気になる人
- メスを使う手術に抵抗のある人
メリット
- いぼやほくろを気にするストレスから解放される
- ダウンタイムはあるものの比較的短い
- 術後翌日からシャワーやメイクが可能
デメリット
- ダウンタイムがある
- 術後痛みを感じることがある
いぼ・ほくろ除去の施術手順

1.カウンセリング
まずは担当医師とカウンセリングです。
カウンセリングのなかでレーザー治療または手術による切除になるかを、決めていくことになります。
メスを使って皮膚を切る施術ですから、不安も多いですよね。こうした施術において、カウンセリングを行い医師との信頼関係を築き上げることは、とても大切なことです。不安が残ったまま施術当日を迎えないように、医師としっかり話し合いを行っていきましょう。
2.麻酔
いぼとほくろ除去の手術では、局部麻酔を行います。
5cmを越える大きな腫瘍や明らかに悪性である場合は、全身麻酔を使った施術になります。しかしながらそういったケースは入院が必要になったり、専門的な医療機関で行われたりすることがほとんどです。
皮膚科や美容クリニックにて手術を受ける場合は、基本的に局部麻酔での施術になるため安心してください。
3.施術
麻酔が効いたら施術へ入ります。
切除手術ではいぼやほくろの周囲を紡錘形に切除し、縫合します。施術部位をガーゼまたはテープで保護して終了です。施術時間は30分~1時間程度と、それほど難しい手術ではありません。
4.術後
術後は医師の指示によっても異なりますが、翌日からシャワーや洗顔、メイクができるようになります。入浴は抜糸をしてからですね。
抜糸は術後約1週間後です。切除部分に腫れや内出血が生じる場合がありますが、1~2週間程度で治まります。また抗生剤や抗炎症剤を処方されますので、指示に従い服用しましょう。
抜糸直後はまだ傷跡が残りますが、1ヶ月程度で目立たなくなります。生活に制限はないため普段通り外出や仕事をしても問題ありませんが、顔など目立つ部分のいぼ、ほくろを除去した場合、抜糸までの1週間程度休みを取ることをおすすめします。
いぼ・ほくろの除去手術にかかる費用
いぼやほくろの除去は、大きさが大きければ大きいほどかかる費用も増えます。
大きさや切除する数によっても異なりますが、相場は50,000~150,000円程度です。
また切縫法は、悪性のほくろの場合保険が適用されます。保険が適用されると1箇所30,000円程度ですね。保険適用に関してはクリニックや医師の総合的判断によって異なりますので、まずは診察を受けてください。
まとめ
他人から見れば気にならないものでも、自分にとっては大きな悩みとなるいぼやほくろ。セルフケアでは完全に除去することはできないため、深く悩んでいる方も多いと思います。切縫法で切除すれば、再発のリスクも低くキレイにいぼやほくろを切除することが可能です。
ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、切除手術を検討してみてはいかがでしょうか。