あなたも一度は「歯を白くしたい!」と思ったことがあるのではないでしょうか。
笑顔が素敵でも歯が黄ばんでいたら、せっかくの笑顔と第一印象が台無しになります。
ホワイトニングは専門の施術をするとメンテナンスの時間と費用がかかりますが、おうちで簡単にできる方法もあります。健康的な白い歯を育てていきましょう。
おうちでできる歯ケア
家でできる歯ケアには歯みがき粉を使ったホワイトニングやフッ素塗布、歯間ブラシ、マウスウォッシュなどがあります。
今回はその中でも「歯を白くする」「着色汚れの防止」に注目してより効果が期待できる、歯みがき粉を使ったホワイトニングと、一番手軽な方法であるマウスウォッシュについてご紹介します。
ホワイトニングは3種類の方法があります。今回ご紹介する歯磨き粉を使ったホワイトニングは、歯科医院にて行うオフィスホワイトニングや、専用のマウスピースを作った後に自宅でケアするホームホワイトニングとは異なることにご注意ください。
歯みがき粉ホワイトニングとマウスウォッシュが向いている人
歯みがき粉のホワイトニングに向いている人は、習慣化ができる人です。
専門的に施術をしたとしても、ホワイトニングの効果が永久に続くわけではありません。したがって、ホワイトニングと合わせて基本的なケアから始める必要があります。
基本的なケアとは、コーヒーやチョコレートなど色の濃い物は食べない・食後はすぐに歯ミガキをするのではなくうがいをする・間食はガムにするなどがあげられます。このように歯みがき粉を使ったホワイトニングには、習慣化が必要です。
マウスウォッシュは食後や寝る前に仕上げとして口をゆすぐだけの簡単なケア方法なので、手間をかけたくない方に向いています。
歯みがき粉ホワイトニングとマウスウォッシュのメリット

歯みがき粉のホワイトニングとマウスウォッシュに共通するメリットは、手軽に始められること、費用が抑えられることです。
歯科医院でのホワイトニングはオフィスホワイトニングと呼ばれ、相場は1回あたり約15,000~30,000円です。
歯みがき粉やマウスウォッシュは、1,000円~4,000円で購入でき何度も使えるので、オフィスホワイトニングと比べて費用を大幅におさえられます。
歯みがき粉ホワイトニングとマウスウォッシュのデメリット
家で行うホワイトニングのデメリットは、効果の保証がないことと多少の食事制限があることです。
ホームホワイトニングでの効果は、オフィスホワイトニング並みの白さになれるわけではなく、あくまでも白い歯に近づけられる程度の効果です。
ホームホワイトニング用の歯みがき粉には、研磨剤が含まれていることがあり、一時的に歯を白くすることができます。しかし傷ついたエナメル質に汚れが付着することで、さらに汚れて見えるという悪循環が懸念点です。
歯みがき粉ホワイトニングとマウスウォッシュのリスク
マウスウォッシュはノンアルコールであればリスクはほとんどありません。一方ホワイトニング効果のある歯みがき粉の場合は、痛みとダメージを与えてしまうリスクがあります。
ホワイトニング中の痛みは、歯のエナメル質を一時的に溶かす(脱灰)ことにより、痛みを感じる仕組みです。ホワイトニング後の染みるような痛みの場合は、脱灰により一時的に知覚過敏と同じような状態に変化しているため、このような痛みが発生します。
歯みがき粉ホワイトニングとマウスウォッシュの使用方法

ホワイトニング効果のある歯みがき粉を使った方法は簡単に行えます。
3ステップでできる手軽なホワイトニングなので、1つ1つの工程を丁寧に行いましょう。
大前提として、歯ブラシにたっぷりの水を含ませること、歯みがき粉を大量につけて強くこすることは避けるように意識してください。
1.歯ブラシに何もつけずに磨く
まずは下準備として、水をたっぷりと含ませた歯ブラシで歯を磨きます。歯ブラシは細かい溝にも届くような繊維と、ふつうの固さがおすすめです。
この時のポイントは細かく動かすことです。細かく動かして磨くことで、奥歯や歯の間の磨き残しがないようにします。
2.歯磨き粉をつけて磨く
歯みがき粉はブラシの先1/3程度の少量をつけます。歯の全体に行きわたることをイメージして、磨き残しがないように注意しましょう。
少量にする理由は、口の中が泡でいっぱいになり吐き出すことで、ホワイトニング成分を逃がさないようにするためです。
3.かるくゆすぐ
仕上げに軽く口をゆすいでください。丁寧にゆすいでしまうと、歯に付着した有効成分が流れ出てしまう可能性があります。軽くゆすぐことで余分な泡は取り除けるので、丁寧にゆすがないように注意しましょう。
マウスウォッシュ
マウスウォッシュを使用する場合はさらに簡単です。
使用するメーカーによって異なりますが、液体を口に含んだあとにゆすぐだけではなく、ブラッシングとの併用が推奨されています。
歯みがき粉ホワイトニングとマウスウォッシュにかかる費用
ホワイトニング用の歯みがき粉の値段は、メーカーによっても異なりますが、1,000円~4,000円が一般的です。マウスウォッシュは1,000円前後で購入できます。
一時期ホワイトニング効果があるとして話題になり、ホワイトニング用歯みがき粉よりも安く手に入れられる重曹が注目されました。
しかし重曹は研磨力が高く歯や歯茎を傷つけたり、粘膜への刺激などのリスクがあります。歯を白くする効果もあまり感じられないので、安いからといって安易に重曹を使うことはやめましょう。
歯みがき粉ホワイトニングとマウスウォッシュの口コミ
効果はメーカーにもよりますが、一般的に言えるような口コミをご紹介します。
良かったレビュー
・歯医者で着色を落としても、コーヒーやタバコですぐに戻ってしまいました。家でも簡単にできるホワイトニング用の歯磨きを使ったところ、数日で変化を実感できてうれしかったです。歯医者に通わなくても家でメンテナンスできるところがいいですね。
・朝晩2回の手軽な方法で、くすみや黄ばみが自然な白さになりました。
悪かったレビュー
・泡立ちが悪いので磨いた気がないのが気になります。タバコやウイスキーにより着色が気なっていたのですが、効果はほとんど感じられませんでした。
・1ヶ月朝晩と使用しましたが、目に見えた大きな変化がありませんでした。
ホワイトニング用の歯磨き粉やマウスウォッシュの効果は個人差があります。
また繰り返しになりますが、ホワイトニング用の歯みがき粉を使っているからといって、タバコやコーヒーなど着色の影響が大きい飲食をしても大丈夫というわけではありません。
ホワイトニング効果を高めるためにも、普段の食生活への意識が大前提となります。
手軽なホワイトニングであなたの笑顔をさらに輝かせる
ホワイトニング用の歯みがき粉やマウスウォッシュを使った方法は効果に個人差があり、食生活において注意することがあります。しかし手軽に挑戦でき費用をおさえられることが最大の魅力です。
歯みがき粉やマウスウォッシュでのホワイトニングを試してから、歯科医院にて施術を行うことを考えても遅くはありません。メリット・デメリットを考慮して、あなたに合ったホワイトニングを選びましょう。
コメントを残す