シワに効果的なスキンケアの活用法について徹底解説!

歳を重ねるごとに増えてくるシワ。目尻や口元などに現れるシワは、お顔をぐっと老けさせてしまいます。逆に歳を重ねてもシワの少ないハリのあるお肌は、若々しい印象を与えてくれますよね。

今回は、シワの予防にもまたできてしまったシワにも効果のあるスキンケアの活用法についてご紹介していきます。シワは早め早めの対策が大切です。ここでご紹介するスキンケア活用法をぜひご参考に、日々のケアに取り入れてみてくださいね。

サムネイル:山田皮膚科医院公式リンク

シワの種類

引用元:ワイズスキンケアクリニック公式リンク

シワは大きく分けて3種類あり、それぞれシワができる原因や特徴が異なります。

表皮ジワ

お肌の表面にできる浅くて細かいシワで、ちりめんジワとも言われています。皮膚が薄い口元や目元にできやすいのが特徴です。乾燥や間違ったスキンケアなどが原因でできるので、若い方でも注意が必です。

真皮ジワ

加齢や紫外線のダメージによって、お肌にハリや弾力を与えるコラーゲンやヒアルロン酸・エラスチンが減少することが原因でできます。

目の下やほうれい線などお顔の広い部分にできるのが特徴です。大ジワとも言われ、深くはっきり刻まれ、同時に皮膚のたるみも生じるのでなかなか消すのが難しいシワです。

表情ジワ

顔には30以上の筋肉(表情筋)があり、怒ったり笑ったりと表情を作る時に表情筋が収縮することでできるシワです。若いうちはできても一時的で、表情を元に戻すとシワもなくなりますが、繰り返し同じ表情をすることや加齢によって皮膚の弾力が低下することで消えにくくなり、徐々に深いシワとして定着してしまいます。

シワには保湿が重要

皮膚の表面にできるちりめんジワから加齢によって深く刻まれるシワ、表情癖によってできるシワなどシワの原因はさまざまですが、どのシワに対しても保湿をしてあげることはとても重要です。

保湿は乾燥したお肌に潤いを与えるだけでなく、低下したバリア機能を整える作用もあります。そのため、乾燥によってできる表皮ジワだけでなく、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどのハリ成分が、紫外線のダメージを受けることでできる真皮ジワにも効果が期待できます。

シワに効果的な保湿成分

シワに効果的な保湿成分はいくつかあり、それぞれ働きが異なります。また、保湿成分と共に使うことでより効果がアップする成分もありますので、チェックしてみましょう!

セラミド

セラミドは肌の一番外側にある角層に存在し、角層内の細胞同士や水分を繋ぎ止めて、肌内部の水分を保持する働きをしています。また、水分の蒸発を防いで、さまざまな外的刺激からお肌を守るバリア機能にも大きく関係しています。

もともと肌内部で作られている成分ですが、加齢や間違ったスキンケアなどで減少します。セラミドが不足した肌は乾燥でカサカサになったり、バリア機能が衰えて外的刺激によって肌荒れを起こしたりしてしまいます。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は肌の奥にある真皮層の細胞と細胞の間に存在し、多くの水分を蓄えて肌の潤いと弾力を保つ役割をしています。ヒアルロン酸は加齢とともに減少し、それに伴いお肌の潤いや張り・弾力が失われると乾燥肌やシワの原因になります。

NMF

NMFは天然保湿因子とも言われ、元々人の肌に備わっている天然の保湿成分で、その約半分がアミノ酸でできています。NMFは角質層の中で水分を保持する働きをしていますが、過度な洗顔や間違ったスキンケアによる肌刺激や加齢などによって減少します。

NMFが減少すると十分な水分を保持できなくなり、肌荒れや乾燥などの肌トラブルやシワの原因になります。

さらにプラスαしたい成分

コラーゲン

コラーゲンは、人の体を作る大切な成分であるタンパク質の一つで、肌の土台となる真皮の70%を占め、お肌にハリや弾力を与える役割をしています。コラーゲンの量は20~30歳ごろがピークで、加齢とともに減少していき、40代では50%・60代では30%ほどまで減ってしまうと言われています。

コラーゲンが減るとお肌にハリや弾力がなくなり、シワやたるみができやすくなります。それならコラーゲン配合の化粧品を使ってあげればいいかと言うと、残念ながらそうはいきません。

化粧品に含まれているコラーゲンは分子が大きいため、お肌の真皮層まで届けることができないからです。しかし、表皮で保湿成分としてお肌に潤いを与える役割をしてくれます。

ビタミンC誘導体

ビタミンCは美白や免疫力アップなど美容や健康にいい成分として知られていますよね。ビタミンCが含まれた食品やサプリメントも多数販売されています。

美用に効果の高いビタミンCですが、特にお肌にハリや弾力を与えるコラーゲンの生成に大きな役割をしています。しかし、ビタミンCはそのままではお肌に吸収されにくいため、ビタミンCをお肌に浸透しやすくしたのが「ビタミンC誘導体」です。

ビタミンC誘導体は、他にも皮脂の分泌を抑制する作用や抗酸化作用・メラニン色素の合成を抑制する作用など、美肌を保つ多くの効果が期待できる嬉しい成分です。最近では、バリア機能の向上やヒアルロン酸の生成を促進する効果などの研究もされているそうですよ。

ナイアシンアミド

ナイアシンアミドはビタミンBの一種で、シワ改善効果が認められた有効成分です。真皮のコラーゲンの生成を促してシワを改善する効果が期待できます。また、ナイアシンアミドは、表皮のメラニン色素の受け渡しをブロックする働きもあるため、美白効果も期待できます。

レチノール

レチノールはビタミンAの一種で、コラーゲンを増やしてお肌にハリを与え引き締める・ヒアルロン酸の生成を促して水分を保つ・お肌のターンオーバーを促す効果があるとされています。元々皮膚科で処方されていた医薬品で、最近では油溶性の化粧品に含まれているものが多く販売されていますが、使用には注意が必要です。

レチノールは効果が高い分、お肌には刺激が強いという特性も持っています。そこでまず気を付けてほしいのが濃度です。市販では最高濃度は2%までとされていますが、炎症を起こさずに効果を得られるには0.1~0.3%で十分と言われています。

また、お肌が弱い方や敏感肌の方は、塗った後ピリピリしたり皮膚が赤くなることがありますので、最初は3日に1回にするなど様子を見ながら使用することをおすすめします。

シワに効果のあるスキンケア活用法

では次からは、シワに効果のあるスキンケアと効果的な活用方法をご紹介していきましょう。

クレンジング・洗顔

全てのシワに保湿が大切なのと同時に、全てのシワに乾燥は大敵です。そこでスキンケアの前にまず、お肌を乾燥させないクレンジング・洗顔が大切になってきます。

クレンジングや洗顔後お肌が突っ張る感じがするという方は、洗いすぎている可能性があります。汚れを落とすことは大切ですが、余分な皮脂まで落としてお肌を守るガードがなくなってしまうと、お肌は乾燥しやすくなってしまいます。

お肌の乾燥や突っ張りが気になる方は、クレンジングは潤いや脂分を取りすぎないリームや乳液タイプにするといいでしょう。また洗顔料もお肌に優しいアミノ酸系にするなど、まずはクレンジング・洗顔の段階からのケアを心がけましょう。

化粧水

クレンジングでお化粧や汚れ・皮脂が取り除かれたお肌は、一時的に何もカバーされていない無防備な状態になっています。そこで洗顔後はできるだけ素早くお肌を保湿してあげることが大切です。

お化粧水は、お肌にのせた後優しく押えるように馴染ませましょう。手やコットンで強く擦すると摩擦が起きて肌にダメージを与えシワの原因になってしまうので、擦らず優しくなじませるのが鉄則です。

シワに効果のある化粧水を選ぶなら、セラミド・ナイアシンアミド・ビタミンC誘導体・レチノールなどが配合されたものがおすすめです。

美容液

美容液は、保湿・シワ・美白などお悩みに特化したケアを目的としたアイテムなので、ご自分のお肌悩みに合った有効成分が含まれているものを選ぶことが大切です。

乾燥が原因でできる表皮ジワに効果のある美容液を選ぶなら、お肌に潤いを与える保湿成分、セラミド・ヒアルロン酸・プロテオグリカンの入った美容液がおすすめです。

加齢に伴う真皮ジワには保湿成分だけでは十分ではないため、お肌のターンオーバーを促しコラーゲンの生成を助ける働きをするレチノールやビタミンC誘導体の入ったものがおすすめです。ただしレチノールは刺激が強いので、お肌の弱い方は様子を見ながら使うようにしましょう。

美容液を使う順番は、通常化粧水・乳液の後ですが、最近では化粧水の浸透をよくするために洗顔後すぐに使う「導入美容液」と言うものもあります。十分な効果を得るためには、使用前に説明書などでよく確認して記載の使用順序で使うようにしましょう。

クリーム

クリームは化粧水や美容液でお肌を整えた後、スキンケアの一番最後に塗ります。水分の蒸発を防ぎ有効成分をお肌にとどめる蓋の役割をするんですね。また、目元や口元など使用箇所を限定して美容液的に使うクリームもあります。

シワに効果のあるクリームを選ぶなら、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン・ナイアシンアミド・レチノール・ビタミンC誘導体といった有効成分が入っているものがおすすめです。

シワ用のクリームには、医薬品として病院やクリニックで処方されるものもあります。ビタミンA誘導体である「レチノイン酸」が主成分で、以下の作用からシワの改善効果が期待できます。

・角質を剥がす

・お肌のターンオーバーを促す

・皮脂腺の働きを抑えて皮脂の分泌を減らす

・コラーゲンの生成を促して皮膚のたるみやシワを改善する

・ヒアルロン酸の生成を促してお肌に潤いを与える

レチノイン酸は、まず短期間使用でお肌のターンオーバーが促されて、お肌のキメが整いくすみがなくなってきます。さらに長期間使用することで表皮と真皮の厚みが増し、肌にハリが出てシワが改善されてきます。

ただし、レチノイン酸は成分が強い上にピーリング作用があるため、お肌の弱い方や敏感肌の方は赤みやピリピリ感が出ることがあります。レチノイン酸の使用をお考えの方は、専門医の指示のもと使うようにしましょう。

深いシワには美容オイルが効果的?

美容に興味のある方はすでにご存じかと思いますが、最近ではスキンケアに美容オイルを取り入れている方が増えています。特に、保湿だけでは十分な効果を出しづらい深いシワの改善には、オイルを使ったケアが効果的と言われています。では、スキンケアでオイルを使う時には、化粧水の前or後のどちらがいいのでしょう。

どちらでも間違いではないのですが、乾燥・シワ改善を目的としている場合は化粧水の前、洗顔後一番最初にオイルを使うのがおすすめです。ブースター(導入美容液)として使うことで、適度に油分を含んで柔らかくなったお肌は化粧水が浸透しやすくなります。

ただしつけすぎは禁物です。つけすぎるとオイルの油分がお肌に幕を張ってしまい、化粧水が浸透するのを妨げてしまいます。1~2滴ほどをお顔全体に優しく馴染ませまてあげましょう。

また、化粧水や美容液でお肌を整えた後に、うるおい成分が蒸発しないようヴェールで保護する役割として使うのもおすすめです。

では、以下からはシワ改善におすすめのオイルをご紹介していきましょう。

ホホバオイル

うるおい成分としてよく使われているホホバオイルは、実は「ワックスエステル」と言うロウの一種で、人の皮脂に最も近い性質のため肌なじみが良いのが特徴です。

ホホバオイルは、高い保湿力と強い抗酸化作用があり、お肌にうるおいと弾力を与えてくれます。比較的安価で手に入りまた肌質を選ばないため、敏感肌の方やオイルスキンケア初任者の方におすすめです。

アルガンオイル

アルガンオイルは、モロッコ原産のアルガンの木から抽出したとても希少なオイルで、強い抗酸化作用のあるビタミンEがオリーブオイルの約3倍も含まれていると言われています。

また保湿効果の高いリノール酸やオレイン酸も豊富に含んでいて、高いアンチエイジング効果やお肌を滑らかにするエモリエント効果によってシワの予防・改善が期待できます。

ココナッツオイル

ココナッツオイルは、アンチエイジング効果のあるバルトレイン酸とオレイン酸を豊富に含み、また人の肌に近い性質を持っているため、肌への浸透力が高いのが特徴です。乾燥やしわの気になるお肌に最適と言われていて、お肌のキメを整え弾力を与える効果が期待できます。

オリーブオイル

食用として知られているオリーブオイルですが、美容オイルとしても効果が期待できます。オリーブオイルの70%を占めるオレイン酸は、皮膚の炎症を抑える作用や高保湿作用があるため、お肌の老化防止に効果があると言われています。

また、抗酸化物質のポリフェノールやビタミンE・お肌を保護する作用のあるビタミンAなど、アンチエイジングに嬉しい成分が豊富に含まれているのが特徴です。

オリーブオイルは食用としても多く売られていますが、食用のものは風味を重視して作られているため、スキンケアに使うのはおすすめできません。肌への安全性を考るならば、美容オイルとしてきちんと精製されたものを使うようにしましょう。

まとめ

お多くの女性にとって、お顔を老けさせて見せるシワは大きな悩みの種ですよね。加齢・乾燥・紫外線さまざまな原因でシワはできてしまいます。最近では、外的要因だけでなく、ストレスなど内面的な要因によってもシワはできると言われているんですよ。

でも、大丈夫!きちんとケアをするれば、シワを予防したりできてしまったシワをそれ以上悪化させない、また改善させることができます。

シワが気になり始めた方もシワを予防したい方も、日々のお手入れでしっかりケアをして、いつまでも若々しいお肌でいましょうね♪

ABOUTこの記事をかいた人

美容に関することが大好きで、メイクやスキンケアといった外から美しくなる事ももちろん、中からも綺麗になれることを心がけています。薬膳マイスターの資格を持っており、メイクやファションでより美しくなるための綺麗なお身体を作ることにも取り組んでいます。 これからも女性が美しくなれるあらゆる知識を広げながら、読者の皆様に楽しく興味を持って読んでもらえる記事をたくさん書いていきたいと思っています。 どうぞよろしくお願いいたします!