せっかく脱毛の予約をしていたのに生理が被ってしまった!なんてことになったら焦りますよね。生理不順だったりしたら予定日よりも早くに急にきてしまうなんてことも良くあります…。
生理が来てしまっても予定通り脱毛をしても大丈夫なものなのでしょうか?今回の記事では生理中に脱毛はできる部位とできない部位の違いについて解説をしていきます。
脱毛とは?
脱毛は顔や体からムダ毛をなくすための施術です。医療機関でレーザー照射をする「医療脱毛」、エステサロンなどで光やフラッシュを照射する「エステ脱毛」の二種類が人気です。
他にもニードル脱毛・ワックス脱毛など色々な脱毛の方法がありますが、永久脱毛を目指す場合は医療レーザー脱毛かエステの光脱毛のどちらかを選ぶ人が多いです。
脱毛で気を付けなければならないのは、目に見えた効果を実感するためには2~3回以上は施術を受けなければならないということです。1回施術を受けただけでは、あまり高い効果を実感することはできません。
そのため満足のできるところまで脱毛をするには、長期間に渡ってお手入れに通う必要があります。医療脱毛は5回が目安なので1年~1年半ほど、エステ脱毛は12回が目安なので1年半~2年ほど掛かります。
生理中に脱毛はできる?

生理中でも脱毛をすること自体は可能です。ただしVIO(デリケートゾーン)やヒップなど、血が付着する可能性のある部位に関しては、生理中のお手入れはどの脱毛サロンでもお断りしているようです。
なお生理前や生理中の脱毛は基本的には推奨されていません。ホルモンバランスが崩れている時期は普段よりも肌が過敏になっているため、いつも以上に痛みを感じたり赤みが残ったりといったリスクがあります。
また、生理中は脱毛の効果にも影響が出ることがあります。ホルモンバランスが崩れているせいで脱毛の周期が乱れている可能性があり、そうなってくるとレーザー照射の効果が薄れてしまうことがあるのです。
生理中でも脱毛をすることは可能ですが、体調や効果のことを考えると生理が完全に終わってから脱毛に行くことをおすすめします。
生理中でも脱毛ができる部位
- 両脇
- 顔
- 腕
- 上半身(背中・胸・お腹・うなじ)
- 足
生理中でも脱毛ができる部位はクリニックやサロンの方針によって異なります。VIOとヒップ以外の脱毛は生理中でもOKというところもあれば、上半身のみOKで下半身はNGというところもあります。
生理中に脱毛をする際は、お手入れが可能な部位をあらかじめ聞いておきましょう。
生理は伝えないといけない?
生理中にお手入れが可能な部位であったとしても、生理であることをクリニックやサロン側に伝えなければならないのでしょうか?基本的には脱毛をする部位がどこであれ、施術を始める前に「生理中かどうか」の確認がされます。
生理中は肌が敏感になっており、肌トラブルを引き起こす可能性があるため、通常よりも照射の出力を弱めるなどの措置が取られます。生理中のときはその旨をきちんと伝えましょう。
生理予定日が被りそうなときは?
脱毛の予約日と生理予定日が被りそうなときは、予約の変更をするのがおすすめです。特にVIOやヒップの脱毛をするときは、確実に生理が被らない日に予約を入れるようにしましょう。
なるべく予約の変更をしたくない場合、予約変更ができるギリギリまで様子を見るか、部位によっては生理のまま施術を受けるかのどちらかになります。
一番安全なのは予約の変更ですが、どうしても難しいときは一度クリニックに相談をしてみてください。
脱毛のメリット

- ムダ毛の自己処理回数が減る
- 毛穴がなくなって美肌になる
- 肌の色がワントーン明るくなる
- 夏場の薄着や水着などムダ毛を気にせずに着こなせる
脱毛を続けていると毛量が少なくなっていくため、必然的に自己処理の回数も減っていきます。そうするとお手入れが楽になるだけでなく、毛穴が閉じて肌が綺麗になっていきます。
夏場の薄着や水着もが着やすくなるのも嬉しい点です。
脱毛のデメリット
- 料金が高い
- 長期間に渡って脱毛に通う必要がある
- 施術時に痛みを伴うことがある
ムダ毛の処理が必要なくなるまで脱毛に通うためには、かなりの長期間を要します。脱毛は毛が生え変わる周期に合わせて2~3ヶ月ごとに一度施術を受けます。例えば医療脱毛の5回コースであれば、通い終わるのに1年~1年半ほど掛かります。
そのため夏に備えて脱毛をするのであれば、冬頃から脱毛を始めておかなければなりません。即効性はないので注意が必要です。
まとめ
生理中でも部位によっては脱毛が可能です。特に顔や脇なんかは生理とは関係ないので、そのまま施術を受けてもらっても問題はありません。デリケートゾーンに近い部位や、冷やすといけないお腹は避けた方がいいかもしれませんね。
ただしクリニックやサロンによっては生理中の脱毛がNGのことがあります。また、普段より痛みを強く感じたり脱毛の効果が薄くなってしまったりといったリスクもあるため、可能であれば生理後の脱毛の方がおすすめです。