目頭切開ってご存じですか?
私は知らなくて、初めて聞いたときは「切開」という言葉に恐怖を感じました(笑)
目頭切開とは、お顔をより魅力的に見せるための整形術の1つで、目元にコンプレックスを感じている女性に人気の施術です。
医療行為なので効果は確実と思いますが、お顔にメスを入れるわけなので私のように怖いと感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、目頭切開のメリット、デメリット、術式、術後に起こるトラブルなど徹底的に調査します!
目頭切開とは?どんな施術?

目頭切開とは文字通り目頭にメスを入れて開くことで、目の範囲を広げて鼻との位置を近づける施術です。
目の幅が広がるので必然的に目が大きくなりますし、目の上の皮膚が目頭に覆いかぶさっている状態(蒙古ひだ)が解消されて目頭が解放され、縦にも目を広げることができます。
いたずらに目を大きくするわけではなく、美しい目の比率(左目の幅:目と目の間:右目の幅=1:1:1)を考えて施術してくれるので、施術後は以前より美しい顔立ちに変わっているでしょう。
目頭切開が向いている人
- 目頭の皮膚が目に覆いかぶさり、目が小さく見えてしまう人
- 幅広で平行な二重の目を手に入れたい人
- ぱっちり二重を継続させたい人
- 左右の目が離れている人
目頭切開が向いていない人
- 傷跡を顔に残したくない人
- 3~6か月の術後の違和感に耐えられない人
- 毎日のように運動する習慣がある人
- コンタクトを使用している人
- 目と目の間隔が狭い人
目頭切開は傷跡が残ります。術後すぐはケロイド状のジュクジュクになり、しっかりケアをしないと細菌が入って化膿することもあります。
また、その後永久的に白い手術線が残ります。消したい場合は、ファンデーションやコンシーラで毎日隠さなければなりません。
目と目の感覚が狭い方は目頭切開によってお顔のバランスが崩れるためおすすめできません。
目が中央寄りのお顔の方で幅を広げたい場合は、目尻切開を検討してください。
目頭切開のメリット
- 西洋人のような彫りが深いぱっちり二重が長期間続く。
- 目のバランスも整えてくれるから綺麗になれる。
- 二重まぶた切開法、目尻切開法と組み合わせが可能。
- 局所麻酔で1~1.5時間の短時間で終わる。麻酔針も細く、そんなに痛くない。
- 術後の痛みはすぐにひく。あっても痛み止めを飲めばおさまる。
目頭切開のデメリット
- ダウンタイムが比較的長い。回復まで最長半年かかる。
- 費用が20~30万円程かかる。
- 傷跡が残る。
- 術後細菌が入らないようにこまめにケアが必要。
目頭切開の手術手順

ここからは目頭切開のやり方を順を追って説明します。
術前の過ごし方
手術前4時間は飲食は禁止です。水分などはそれまでに摂っておきましょう。
麻酔をする
局所麻酔を行います。
細い針で両まぶたに打ちます。皮ふが薄い部分ですがそれほど痛く感じない方が多いようです。
麻酔の前に笑気麻酔をして緊張をほぐしてから麻酔を入れる病院もあります。
切開する
目頭を開く方法は3種類あり、患者の目に合わせた術式を使います。
Z形成

切開する位置と縫合する位置を入れ替えて行う術式です。蒙古ひだが緩んで目頭が開きやすくなります。
皮膚のひだを鼻側に移動させ、ひだの下に隠れている目頭を露出させることで目を大きくします。
Z形成は切開位置と縫合する位置が決まっておらず、患者と相談して最適な位置で行うことができるメリットがあります。
また、万一術後にもとに戻したい場合、Z形式は比較的簡単に可能です。
また傷跡も目立ちにくい特徴があります。
W形成

目頭の部分をW字に切開し、目頭の皮膚を全体的に鼻に寄せるように凝縮します。
Z形成のように皮膚弁を入れ替えないので、単純な術式です。
V形成

目頭をV字に切開します。W形成と同様、目頭を鼻の近くに寄せ内側に目を開きます。
画像引用:高須クリニックHP
術後
目に紫外線が入らないようサングラスなどで保護します。
また、血液や涙、分泌液が目から出ることがあるので、濡らした綿棒で優しくふきとるなどケアが大切です。
痛み止めや目薬など、病院から処方されたものはしっかりと使い、定期的に検診を受けましょう。
目頭切開の費用
施術名 | 目頭切開 |
費用 | 20~30万/両目 |
初診料 | 5千円程 |
費用には、術後の投薬、消毒、抜歯の料金も含まれます。
鼻の手術で30万程、リフトアップで50~200万程と考えると、目頭切開の値段は安く感じますね。術後のアフターケアの金額も入っているので、通院費以外ではこれ以上追加料金は発生しないと考えられます。
また、長期的に理想の目元を手に入れることができると考えれば安いと感じるかもしれません。
まとめ

目頭切開をすると、長期間あこがれの大きな二重を手に入れることができます。
切開部分も少なく、施術時間も短いので身体の負担は少ないです。価格も効果を考えれば払えない額ではないでしょう。
しかし、ダウンタイムは長めで目元は目立ちやすいこと、術式によって傷を目立ちにくくすることはできるが完全には消えないことがデメリットとしてあります。
メリットとデメリット、両方を天秤にかけて検討してみてくださいね。
最後におうちで簡単に目をリカバリーできる商品を紹介しておきますね。よかったら