ショートをロングにしたりカラーをアクセントに取り入れたりと、さまざまなアレンジヘアを楽しめる髪エクステ。最近では、ファッション感覚で髪エクステを楽しむ人が増えています。中には、やってみたい!でもエクステについてよくわからないので不安・・・。という人もいるでしょう。
そこで今回は、気軽にアレンジヘアを楽しめる髪エクステについて、種類や価格・使用する際の注意点などを解説していきます。この記事を参考に、ご自分に合った方法を見つけて、髪エクステのおしゃれヘアを楽しんでくださいね♪
髪エクステとは?

引用元:https://www.beauty-park.jp/shop/353597/
髪エクステとは、ヘアエクステンションとも言われ、髪の毛に付ける付毛のことを言います。完全に頭に被る形のウィッグとは違い、髪の毛の一部を増やしたり長くしたりといった、アレンジヘアとして使うことが多いですね。
エクステには人毛と人工毛を使ったものがあって、価格は人毛の方が高くなります。サロンでは、人工毛や混ぜたものを使うことが多いです。
髪エクステは、ショートヘアをロングにしたりストレートヘアをパーマにしたり、カラフルな色合いのものをヘアアクセサリー感覚でつけるなど、手軽にアレンジヘアを楽しむことができる人気のアイテムです♪
髪エクステが向いている人
・手軽にアレンジヘアを楽しみたい人
・ショートヘアをすぐにロングにしたい人
・髪にボリュームが欲しい人
・手入れをこまめにできる人
髪エクステが向いていない人
・敏感肌の人
・手入れが面倒な人
・髪エクステ装着の違和感が嫌な人
髪エクステのメリット
・手軽にヘアアレンジができる
・ショートヘアの場合、伸びるのを待たずにロングにすることができる
・いろいろなアレンジヘアを楽しむことができる
髪エクステのデメリット
・頭皮や髪の毛にダメージを起こしやすくなる
・シャンプーがしにくい
・頭皮が引っ張られる違和感や痛みを感じることがある
・エクステの手入れが大変
・アップや束ね髪ができない
髪エクステの種類

引用元:https://www.beauty-park.jp/shop/284715/
髪エクステにはいくつかの種類があります。装着方法が異なり、それぞれにメリットデメリットがありますので、自分に合った方法を見つけてくださいね。
シールエクステ
シート状のシールで地毛とエクステを装着します。短時間で簡単に装着できますが、取り外す際は専用のリムーバーでシールを溶かして外さなければいけないのがちょっと面倒な点です。他のエクステと比べて、髪の毛を引っ張られる不快感を感じるとこがないので、装着時の不快感が嫌だという人におすすめです。
シールエクステ最大の特徴は、装着部分がボコボコにならず自然な仕上がりになることです。また、他の装着法に比べて装着部分が目立ちにくいので、前髪やサイドなど繊細な部分に使うことができます。
ただし、強度が弱めなのでシャンプーやブラッシング時に取れやすかったり、また熱に弱くヘアアイロンやドライヤーを当てすぎると取れやすいというデメリットがあります。
編み込みエクステ
エクステの最も一般的な装着方法です。地毛とエクステを三つ編みや四つ編みで編み込んで装着し、装着部分は専用のゴムで縛って固定します。毛の量を調節しやすいのでボリュームを出したい人におすすめです。
エクステの持ちがよく、外す時も装着部分を固定しているゴムを切ればいいだけなのでサロンへ行く必要がなく、その分価格を安く抑えられます。
デメリットとしては、編み込んでいくため、どうしても装着部分がボコボコしたり盛り上がったりしてしまいます。また編み込むときに地毛が引っ張られるために、エクステ装着中はずっと髪が引っ張られている感じが続くことがあります。
編み込んだ部分は汚れが溜まりやすいので、よく洗浄して清潔に保っておかないと臭いやかゆみの原因になりやすいです。シャンプー後も編み込み部分を良く乾かさないと、蒸れて臭いやかゆみの原因になるので注意しましょう。
金属チップ
エクステと地毛を金属チップに通してペンチでチップをつぶして装着します。装着は簡単で、時間がかからず比較的低価格で行うことができます。
デメリットは、金属が頭皮に当たって痛みや違和感を感じること。また、自分では取り外しが難しいためサロンで外してもらわなければならず、手間とコストがかかります。
キャップエクステ
シリコン製のキャップにエクステと地毛を通して装着します。短時間で簡単に行えるので、「装着時間が長いのが嫌」という人におすすめです。エクステを外す時は、キャップからエクステと髪を引き抜くか、キャップを切断して外します。切断した場合は同じ物は使えなくなります。
超音波エクステ
エクステと地毛の装着部分に接着剤をつけ、専用の機器で超音波を当てて装着します。装着部分が分かりづらく地毛と馴染みやすいため、とても自然な感じに仕上がります♪外す時は装着時と同様、接着部分に超音波を当てて外します。
装着部品がないため髪への負担も少なく、シャンプーも普通にすることができます。ただし、装着に使う専用機器を扱っているサロンがまだ少ないので、サロンを探すのが大変な事と値段が高いというデメリットがあります。
熱圧縮チューブ
内側に接着剤の付いた熱圧縮チューブにエクステと地毛を通して、ヘアアイロンなどの熱でチューブを圧縮してし装着します。自分でもできて装着力も強く持ちがいいというメリットがある反面、取り外す時はリムーバーを使って一つ一つ外していかなければならないので、時間がかかり面倒だというデメリットがあります。
ワンタッチエクステ
美容院へ行かなくても自分でできるエクステで、ネットショップなどで購入することができます。種類や長さなども豊富に取り揃えていて、価格も美容院へ行くより安く済むので、「試しにエクステをやってみたい」「いろいろなアレンジを楽しみたい」という人におすすめです。
自分で簡単に装着できる分装着力は弱いので、長く楽しむというよりは、デイリーに髪型のアレンジを楽しみたいという感覚で使うといいですね♪
髪エクステ装着の期間
髪エクステは、長さや扱い方によって異なりますが、通常1~3カ月ほど持ちますが、メンテナンスの仕方次第で持ちの良さが断然に変わってきます!
髪エクステは一度付けると外すのが面倒だし費用もかかるからと付けっぱなしにしている人もいますが、ある程度の期間で取り外した方が地毛にもエクステにも負担がかからず長持ちするんです。
エクステは、同じものを連続して付け続けていると痛みが早まるので、できれば替えを用意して外したエクステは少し休ませるようにした方が持ちがよくなります。また、エクステを付けている時には頭皮にも負担がかかっているので、エクステを外した後はすぐに装着せずに頭皮も少し休ませてあげましょう。
できれば1月ごとにエクステを取り外して、頭皮とエクステを休ませて十分にケアしてあげると、頭皮環境もエクステの持ちも格段に良くなります。
髪エクステを使用する際の注意点
前述したように、エクステはメンテナンス次第で持ちの良さが全然変わってきます。また、頭皮と地毛・エクステに極力ダメージを与えないためにも、エクステを使用する際には注意すべき点がいくつかあります。
ブラッシング
エクステを付けている時は、普通にブラッシングするように根元から毛先まで一気にブラシを入れるとエクステが取れやすくなります。ブラッシングをする時は、まずエクステの部分を優しくとかしてから地毛をとかすようにします。
絡まっているエクステを無理にブラッシングするとエクステを傷める原因になってしまうので、優しくそっと絡まりを解くようにブラッシングしましょう。
シャンプー
シャンプーをする時、エクステを付けた状態でゴシゴシ洗うとエクステが絡まったり取れやすくなったりします。シャンプーは頭皮を中心に指の腹で揉むように洗い、エクステの部分はシャンプー剤は付けずに洗い流すだけにしましょう。シャンプー前にエクステの部分にトリートメントやコンディショナーをつけておくと、シャンプー時にエクステが絡まりにくくなりますよ。
洗い流す時は下を向いて流すと洗い上がって一気に髪を上げた時に絡まりやすくなるので、上を向いた状態で洗い流すのが絡まりを防ぐポイント。
編み込みや器具を付けている場合は、編み込んだ部分や器具装着箇所に汚れが溜まりやすく、またシャンプー剤が残っていたりすると臭いややかゆみの原因にもなりやすいので、特によく洗い流すようにしましょう。
トリートメント
トリートメントは地毛にもエクステにも十分にします。エクステは地毛よりもパサつきやすいので、エクステ部分には特にたっぷりとトリートメントをして潤いを与えるようにするとパサつきや絡まり防止になります。
タオルドライ
タオルドライも、ゴシゴシこすらずにタオルで髪をはさんでパンパンと優しくたたくようにして水分を拭き取るようにようにします。
ドライヤー
エクステに水分が残っていると痛みや臭いの原因になるので、タオルドライ後はドライヤーで十分に乾かします。特に編み込みの場合は、編み込んでいる部分に水分が残っていると蒸れて臭いやかゆみの原因になるので良く乾かしましょう。
ただし、シールエクステは熱に弱いので、シールエクステの場合は装着部分にあまり熱を当てないように注意しましょう。
髪エクステにかかる費用
エクステにかかる費用は長さや量などによって異なりますが、平均的な価格をエクステの種類別にまとめましたので、ご参考にしてくださいね。
シールエクステ | 1束 300~400円 |
編み込み | 1束 500円前後 |
金属チップ | 1束 300円 |
シリコンキャップ | 1束 300円 |
超音波 | 1束 500~700円 |
ワンタッチ | 1000円位 ※安価なものやまとめてお得などもありますが、粗悪品の場合もあるのでむやみに安いものはおすすめしません。 |
多少の前後はありますが、だいたい1束400円前後、10束で4,000円ほどになります。ただし美容室で外す必要がある場合は、外す時にも費用がかかることを頭に入れておきましょう。
髪エクステでアレンジヘアを楽しもう!

最近ではパーティーや結婚式などの特別な時だけでなく、普段からアレンジヘアでおしゃれを楽しむ人が増えています。「こんな髪型になりたいな」も髪エクステならかなえてくれます!
気分に合わせてさまざまなアレンジヘアを楽しめる髪エクステ。種類も豊富なのでご自分に合ったエクステ方法を見つけてアレンジヘアを楽しんでくださいね♪
美容に関することが大好きで、メイクやスキンケアといった外から美しくなる事ももちろん、中からも綺麗になれることを心がけています。薬膳マイスターの資格を持っており、メイクやファションでより美しくなるための綺麗なお身体を作ることにも取り組んでいます。
これからも女性が美しくなれるあらゆる知識を広げながら、読者の皆様に楽しく興味を持って読んでもらえる記事をたくさん書いていきたいと思っています。
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