最近流行のグロースファクター(成長因子)とは?若返りの効果あり?

美容雑誌や化粧品メーカーでよく取り上げられているグロースファクター(成長因子)をご存じでしょうか?

名前を見ただけではパッと効果が何かわからないですよね?

ちょっと調べてみると、肌を再生して若返りの効果を期待できるとか書いてありました。

化粧品に成長因子を導入しているメーカーも増えてきているようですよ。

成長因子はどのように肌を若返らせてくれるのでしょうか?グロースファクターという美容治療法はどのようなものなのでしょうか。

今回は、詳細を徹底的に調査してみましょう。

グロースファクター(成長因子)はどんな施術?

成長因子を注射でお顔の悩んでいる部分に注入して改善する施術です。

成長因子には次の4種類あり、効果もそれぞれ違います。

  • EGF・・・表皮細胞成長因子。肌のターンオーバーを正常化し、シミ、くすみ、ごわつきなどの肌トラブルを改善。
  • FGF・・・線維芽細胞成長因子。真皮に届き、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を活性化させ、たるみや大ジワを改善。
  • IGF・・・インスリン用成長因子。損傷を受けた皮膚を再生します。肌の弾力を取り戻したるみや大ジワを予防・解消。
  • TGF・・・コラーゲンとエラスチンの生成に役立ちます。肌に潤いを与える効果や抗炎症作用があり肌を強くします。

成長因子はヒト成長ホルモンを活性化します。

ヒト成長ホルモンは人間の脳で作られますが、年齢とともに分泌量が減っていき老化が進みます。成長因子がヒト成長ホルモンを活性化させられれば、老化を食い止めることが可能というわけです。

美容治療のグロースファクターは、成長因子を肌に注入することで肌の再生効果を狙っています。お顔の老化現象を改善し、若々しいお肌に導いてくれます。

一方、化粧品に入っている成長因子は肌のターンオーバーを正常化する効果を狙っています。

特に、EGF(アセチルヘキサペプチド-8、アセチルテトラペプチド-5)、FGF(ヒトオリゴペプチド-1、ヒトオリゴペプチド-13)は化粧品に配合されていることが多く、美容好き女子には人気の成分です。

同じ成長因子でも治療法によって狙う効果も違い、非常に奥が深いですね。

グロースファクター(成長因子)が向いている人

注射での施術と美容液での施術に分けて書いていきます。

注射での施術

  • 顔に傷をつけたくない人(メスを入れたくない人)
  • 肌の老化が気になる人
  • シワ、たるみ、目元のクマに悩んでいる人

真皮に働きかけるので、肌の弾力が改善しハリが戻り、たるみや大ジワを改善します。

美容液での施術

  • 表皮が原因の肌トラブルに悩んでいる人
  • 痛くない施術を望んでいる人
  • 気づかれず自然にフェイスケアしたい人

成長因子の入っている化粧品を使って、肌に浸透させるだけなので痛みがありません。

また、ターンオーバーを正常化するのでくすみ、シミ、乾燥などの改善に効果があります。

グロースファクター(成長因子)が向かない人

注射での施術と美容液での施術に分けて書いていきます。

注射での施術

  • 痛みに弱い人
  • 顔がむくみがち、ふっくらしている人

注射で顔に注入するので痛みを感じます。また、注入部分が膨らみすぎる可能性があります。適切な量を注入できれば腫れることは無いので腕のいい医師に施術を依頼しましょう。

美容液での施術

  • たるみや大ジワを改善したい人
  • 即効性を求めている人

たるみや大ジワなど真皮が原因の肌悩みには注射の施術が必要です。

化粧品で効果を出すには2週間~1か月ほどかかります。根気強くケアを続けていかなければなりません。

グロースファクター(成長因子)のメリット

注射での施術と美容液での施術に分けて書いていきます。

注射での施術

  • 即効性がある
  • 肌の奥の真皮に働きかけ、肌の老化を予防・防止する
  • 顔に傷が残らない

美容液での施術

  • 痛みがない
  • 化粧品を自分で用意し、ケアが手軽にできる
  • 注射よりも安価
  • 安全

グロースファクター(成長因子)のデメリット

注射での施術と美容液での施術に分けて書いていきます。

注射での施術

  • ダウンタイムがある
  • 痛みがある
  • 高額

ダウンタイムは、予定より膨らみすぎる、炎症が長引く、顔のむくみ、内出血による色素沈着、しこりができるなどがあります。ちょっとリスクが伴うようですね。

美容液での施術

  • 即効性がない
  • たるみや大ジワなど真皮の悩みには効果が薄い

グロースファクター(成長因子)の施術の手順

ここでは、クリニックでの注射を使った施術の流れをご紹介します。

1.カウンセリング

施術する位置を医師と相談して決めます。

2.治療部位を撮影

効果を見るために施術前の状態を撮影します。

3.麻酔クリームを塗布

麻酔クリームを塗り、20分ほど時間を置きます。

4.施術

麻酔クリームをふき取り、成長因子を注入します。

5.帰宅

飲酒や、激しい運動、摩擦を控え、大きく表情を動かすことは控えます。

薬剤はサラサラしていて流れやすく形が崩れやすいので激しい動作はしないほうが良いです。

グロースファクター(成長因子)の費用

美容液はメーカーによってピンキリです。

ここでは、注射での費用をご紹介します。

ほうれい線

お安い例 4万3,200円
お高い例 19万円
相場 8万5,000円

ゴルゴ線

お安い例 4万3,200円
お高い例 19万円
相場 8万5,000円

引用:たるみの専門医・名医大辞典

部位ごとで価格は変わらないようですが、1回あたり5~20万と幅があります。

最低でも5万円で高いのでできるだけ安く済ませようと思いがちですが、医師の腕次第で仕上がりも違いますしリスクもありますので、値段ばかりにとらわれず納得のいくクリニックを見つけることが大切です。

まとめ

成長因子は表皮・真皮両方に効果を発揮します。

注射の施術は真皮、美容液では表皮に働きかけ、施術方法によって効果が異なるのは非常に面白いですよね。

あなたのお肌悩みに応じて適切な成長因子の施術を選びましょう。

注射の場合は、リスクもあるのでクリニック選びも慎重に行うことをお勧めします。

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日本化粧品検定1級 ~某化粧品メーカーの美容部員。メーカーオリジナルの下記資格と研修を受講済~ ・フェイシャルマッサージ資格取得済 ・スキンケアアドバイザー研修受講済 ・カラー研修受講済 ・メイクアップ研修受講済 私はスキンケアが大好きです。1日も怠ったことはありません。 「お顔の作りは人相を表し、お肌の状態はその人の生活を表す」と言われます。いくらメイクでめかしこんでも、お肌が汚いと本質がバレてしまうなんて残念すぎますよね? でも、毎日のスキンケアは即効性がなくコツコツ続けなければなりません。1日怠れば3日老けると言われます。結構、根気がいるんです。 お金も時間もかかるけれど、美を保つためなら努力を惜しまない!そんな人間です。 女性なら誰しもずっと美しくいたいと願うものです。しかし、毎日のストレスや加齢によって美に悩む人は後を絶ちません。 そんな皆さんが美しくなるためのお手伝いができればと思っております。特にスキンケアについて語れることが多いです。 お肌は、目や歯と同じ一生もの。正しいケアと正しい知識を身につけて、一緒に綺麗を続けていきましょう。