皮膚科医に聞いた敏感肌を改善する方法とは

こんにちは!

スキンケアで肌が赤くなってしまったり、化粧品がお肌に合わなかったり、成分を気にしないといけないなど様々な悩みがある敏感肌。今回はそんなお悩みを皮膚科医である馬渕先生に直接インタビューしました!敏感肌の方にはとても有意義な内容となっていますので、ぜひ読み進めていってくださいね♪

馬渕知子(まぶちともこ)

東京医科大学医学部医学科卒業後、同医科大学病院皮膚科学講座に所属しながら同病院に勤務。
その後、マブチメディカルクリニックを開設、現在に至る(院長)。
内科学・皮膚科学が専門であるが、あらゆる科と提携を結び、多面的に人間の体を総合的にサポートする医療を推進している。

主なメディア出演

【テレビ】

日本テレビ 「PON!」「ザ!世界仰天ニュース」「ぐるぐるナイティナイン」
テレビ朝日 「林修の今でしょ!講座」
TBS 「健康カプセル!ゲンキの時間」「この差って何ですか?」
フジテレビ 「めざましテレビ」「バイキング」「ノンストップ」
TOKYO MX 「モーニング CROSS」
BSTBS 「大塚製薬OS-1のCM」
YTV「そこまで言って委員会NP」 その他、多数出演。
主な著書

『「デキる人」ほどなぜ人間ドックに行くのか?』(講談社)
『元気になる水 きれいになる水 やさしくなる水』(講談社)
『天然水は自然の名医 コップ1杯からのミネラルウォーター活用術』(実業之日本社)
『臓器ちゃん、のぞいてみました』(情報センター出版局・監修)
『からだを救う、水の飲み方、選び方』(講談社)
『朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる』(Business Life)
※画像は馬渕先生

敏感肌って改善するの?

 

乾燥肌や脂性肌などはスキンケアを見直すなどして改善することができそうですが、敏感肌を改善することって可能なのでしょうか?

 
 

敏感肌はいろんな理由がありますが、肌のバリア機能が低下していてデリケートになっていることがほとんどです。
生まれつきの敏感肌を完全に治すことは難しい場合もありますが、バリア機能を丈夫にすることで、ある程度までは敏感肌を改善させることはできます。

敏感肌は改善できるんですね。

どのようにしてバリア機能を丈夫にしたら良いのでしょうか?

 
 

肌の表面を覆う表皮は、何十層にもなってバリア機能を維持しています。そして、表皮の下に真皮、皮下組織と続き、ハリのある健康的な肌をつくり出しています。
バリア機能の要となる表皮を丈夫にするためには、その主な材料となる良質なタンパク質をしっかり摂ること。それ以外に、ビタミンAやビタミンB2・B6、ビタミンCなどがお勧めです。内側からお肌をつくる成分を供給してあげること、インナーケアが敏感肌改善に繋がります。


女性の場合は、貧血も肌を弱くする原因になるので、鉄分補給も心がけて欲しいところ。最近話題のシリカ水もお肌の構築に役立つので取り入れてみてもいいかもしれません。

 

敏感肌になってしまう原因として肌を守っているバリア機能が低下していることがわかりました。インナーケアに力をいれると少しは改善できるかもしれません。

季節や生理周期によって肌が敏感になる

インタビューの最中、編集部のメンバーからこのような質問がでました。

 

私は花粉や生理が近づくと肌が敏感になるのですが、これはなにか原因があるのでしょうか?

 
 

花粉症の時期だけ敏感肌というアレルギーによって敏感肌になってしまう方がいらっしゃいます。アレルギー症状は全身に関連性を持っているので、花粉症によって肌まで反応を起こしやすくなってしまうことがあるからです。帰宅したら洗顔する、入浴を先に済ませる、洋服を着替えるなど花粉の影響を受けないように気を付けること。腸内環境を整えるなどのインナーケアに力を入れみるのも良いです。


女性の場合は、ホルモンバランスの影響も受けやすいです。たとえば、生理前に肌が弱くなったり、肌荒れを起こすことはないでしょうか?生理前は、女性は受精・妊娠に向けて精子を受け入れる体制を取ります。そのために、全身のガードを緩めて、精子が体内に入りやすい状態になるのですが、これが肌のバリア機能を落とす原因にもなってしまいます。同時に免疫力も下がるので、肌荒れや膀胱炎なども起こしやすい時期。これは生理的な反応なので変えることはできませんが、ホルモンバランスが乱れている方は、敏感肌症状も強く出る傾向があります。気になる方は、ホルモンバランスを整える心がけをしてみてください。

 
 

どのようにホルモンバランスを整えたら良いのでしょうか?

 
 

ホルモンバランスの改善=お薬などでの治療ではありません。

もちろん、低用量ピルなどを使い、薬でバランスの調整を計ることもできますが、私生活の見直しでホルモンバランスを整えることもできます。


食生活、睡眠時間、運動、ストレスなどがホルモンバランスに影響します。不摂生な食事であったり、運動不足、過度なストレスがなど当てはまるものがあったら、できることから改善していきましょう。

また腸内環境とお肌の状態は関連していると言われているので、腸内を健康に保つ酵素ドリンクなんかもおすすめですね。アトピーの方には腸内環境を改善してください!!というアドバイスをいつもします。

 

お肌のバリアをつくるのは自分が摂取したものから。敏感肌を改善するには生活習慣を見直す必要がありそうですね。腸内環境も気にかけてみてください。

コスメを選ぶ際に気をつける成分などはあるのか?

 

スキンケアや化粧品を選ぶ際に気をつけたほうが良い成分などはありますか?

 
 

人によって敏感肌の重症度も違いますし、アレルギーも変わってくるので、一概にこの成分には気をつけてとは言えません。色々試してみて自分にあったものを探す、これが一番の近道だと思います。
最近だとアレルギーテスト済みと書かれているスキンケアがありますよね。あれなんかは敏感肌の人でも使いやすいと思います。

 
 

やはり試してみないとですよね...
どれくらいの期間試したら良いのでしょうか?

 
 

合わないアイテムはすぐにピリピリしたり、赤くなったりするので意外とわかりやすいと思います。1~2週間使ってみて問題なければお肌にあっていると言ってよいでしょう。
顔などで試すのが怖い方は脇の下などで一度テストしてみるのも良いです。
とにかく莫大な種類のアイテムが様々なメーカーからでているのでしっかり自分の肌質を理解して、自分が改善したい問題を把握する。そしてその問題が解決できるような成分が含まれているアイテムを試していく。これに限ると思います。

 

成分表示も大事だけれどやはり試してみないとわからないことが多いです。今はコロナで店に足を運んでもテストできないですが、テスターなど、容量の少ないものを色々頼んでみると自分にあるアイテムが見つかると思います!

化粧水がピリピリしてしまう

 

敏感肌だと化粧水がピリピリするという意見をよく聞きます。これにはどのように対処したらよいでしょうか。

 
 

油分が少ない化粧水などは肌に浸透しやすく、肌が弱っている状態だと痛みやヒリヒリ感を感じることも少なくありません。そんな場合は、美容液やクリームのような油分が多く含まれているものを上手く活用するのが良いですよ。

私のオススメは、幹細胞系の美容液。幹細胞を含有したスキンケア剤にはお肌自身の再生を促す効果があるからです。

 

化粧水はお肌に浸透しやすい分、刺激を受けやすいんですね。化粧水よりも油分が多く含まれるものを使用すると刺激は弱まるかもしれません。

自分の肌質を理解するには?

 

最後に自分の肌質を知るにはどうすれば良いでしょうか?

 
 

洗顔後の乾燥具合で判断すると良いでしょう。
洗顔後5分から10分で乾燥してしまう場合は乾燥肌、20分後くらいにベトベトし始めるのは脂性肌、Tゾーンだけベトベトして頬が乾燥している場合は混合肌、赤みがでたりしみる場合は敏感肌といった具合です。市販で肌の水分をチェックしてくれる機械もあるので、それを使っても良いと思います!


また正確に測りたいのであれば皮膚科や化粧品売場においてあったりする肌チェッカーで水分量と油分量を計測することです。肌チェッカーを使えば正確に自分の肌質を知ることができますよ。

 

まとめ

敏感肌を改善する方法や化粧品の選び方などを紹介しました。

要点をまとめると

  • 敏感肌はバリア機能の低下
  • バリア機能を強めるために生活習慣を見直す
  • ホルモンバランスやアレルギーも敏感肌に関係する
  • コスメは色々試す
  • 油分がすくないものは浸透しやすい
  • 自分の肌質を正確に知りたい場合は肌チェッカー

といった感じでしょうか。知らなかったこと、参考になったことが1つでもあれば幸いです。

他にも乾燥肌の改善の仕方をインタビューした記事もありますので合わせてご覧ください。

乾燥肌には味の素!?皮膚科医が語る、乾燥肌の悩みを解決する驚きの方法

また今回インタビューさせていただいた馬渕先生はYouTubeでも発信されています。とてもおもしろいコンテンツを配信されていると共にコメントで質問を投げかけると丁寧に返してくれるので、ぜひチャンネル登録をして最新の美容情報を手に入れてくださいね!

\\馬渕先生のYouTubeチャンネルはこちら//

最後まで読み進めていただきありがとうございました!