トレンドのつや肌に仕上げてくれるクリームチークは、肌なじみが良く見たままの発色をするのが特徴。のせる位置一つでかわいくもスタイリッシュにもなる人気のアイテムです。
なんだかちょっと難しそうで手が出せずにいるという人でも、ポイントを抑えることで上手にクリームチークを塗れるようになります♪
クリームチークの上手な塗り方
パウダーチークよりも油分を多く含んでいるクリームチークは、内側からにじみ出るような自然な血色を表現してくれます。パウダーチーク同様にカラーバリエーションも豊富で、トントンと叩き込むように塗るとナチュラルに肌に溶け込みます。
クリームチークの基本的な塗り方を、メイクアップアーティストの「かじえりさん」の動画をもとにご紹介していきます!
- 基本的な塗り方のポイントは黒目より内側に入らないように塗っていくこと。口角をキュッと上げて頬の一番高い位置から、外側に向かってトントントンと置いていきます。
- 指をピーンと伸ばして第二関節まで使うイメージで馴染ませていきます。指のハラ全体が使えるのでムラになりにくくなります。
- 指だけを動かすのではなく、手首も動かしながらトントンと丸く円を描くように優しく伸ばしていきます。付けすぎたと思った場合はチークが付いていない指を使って伸ばしていくと自然に馴染んでくれます。
- 重要なのは圧をかけて伸ばさないこと。
- 指だと難しいと思う場合はスポンジを使うことをおすすめします。三角形になっているウエッジタイプが小回りがきいて伸ばしやすいです。輪郭をぼかしたり、実際に塗ったところをぼかしたりします。
- クリームチークが濡れたら、フェイスパウダーで仕上げます。ブラシを滑らせてしまうとクリームチークがムラになってしまうので、ブラシは優しく半回転するように置くだけでOK。つやを残しながらチークをフィットさせることができます。
ファンデーションのタイプ別クリームチークの塗り方
クリームチークは一緒に使うファンデーションのタイプによって塗る順番が変わります。パウダーファンデーションを使う場合はファンデーションをつける前、リキッド・クリームファンデーションを使う場合はファンデーションをつけた後にクリームチークを塗るのが基本です。
パウダーファンデーション
パウダーファンデーションを使う場合は、化粧下地を塗った後にクリームチークをのせて、その上からパウダーファンデーションを重ねるようにつけていきます。パウダーファンデーションの後にクリームチークをつけると、ファンデーションがよれて化粧崩れしやすくなってしまいます。
上からファンデーションを重ねるので、発色をよくするためにクリームチークは少し濃いめに付けるのがポイントです。
リキッド・クリームファンデーション
リキッド・クリームファンデーションを使う場合は、ファンデーションの次にチークをつけます。リキッド・クリームファンデーションは肌に密着するので、クリームチークを後から重ねても化粧崩れの心配がありません。最後にフェイスパウダーを重ねることで、クリームチークがファンデーションに馴染んで自然な印象になります。
おすすめのクリームチークの塗り方
チークは顔の形や塗り方、選ぶカラーによって印象がガラリと変わってきます。
面長さんにおすすめ
面長さんにおすすめのチークのポイントは「ほほ骨より低い位置に横広がりに入れる」こと。長さを強調しないよう、ほほの内側からだ円を描くように横長に入れていきましょう。面長さんの大人っぽい印象の中に、あどけなくかわいい印象をプラスしてくれます♪
丸顔さんにおすすめ
丸顔さんにおすすめのチークポイントは「ほほの高い位置からこめかみに向かって斜め上に入れる」こと。この時、こめかみに向かうほどチークの範囲が狭くなるように意識しましょう。シュッとした印象を引き出して大人っぽさをプラスしてくれます♪
あどけなさを出したい時
目の下2~3㎝下のほほ骨の一番高い位置にそってビーンズ形のように馴染ませると、かわいらしくあどけない雰囲気になります。
さりげないかわいげを出したい時
笑った時に一番高くなるところを中心に、大きめの逆三角形をイメージしてチークを入れます。さりげないかわいげで親近感のあるふんわりとした表情になります。
カラーで印象を変える
- 「ピンク系はかわいい印象」かわいい印象にしたいならやっぱりピンクが一番!ピンク系のチークはかわいくてガーリーなメイクには欠かせません。クリームチークなら適度なつやと血色感で温かい雰囲気を出すことができるので、かわいくて優しいイメージに仕上がります。
- 「オレンジ系でヘルシーに」オレンジは元気でポジティブな印象に!オレンジ系は元気で健康的なイメージになりたい人におすすめです。色黒な女性でも肌が明るく見えて健康的な印象を与えられます。ポジティブな気分になりたい時も、ビタミンカラーのオレンジを選んでみてください♪
- 「ベージュ系で上品さをプラス」ベージュ系のチークは落ち着いてナチュラルな印象になります。もともとの肌の色に近い色なので年齢を選ばないのもポイント。落ち着きのある大人の印象というイメージを与えたい時は、ベージュ系のクリームチークが活躍してくれます。
おわりに
ちょっと難しそうなイメージのクリームチークですが、簡単なポイントを抑えるだけで上手にトレンドのつや肌を作ることができます。指のハラを使って優しくトントンと馴染ませていきましょう。
使うファンデーションによって塗る順番が変わるので気を付けてくださいね。色々な塗り方にチャレンジして印象の違いを楽しんでみてください♪